DUO

ツインシングルフィンスタイルを再解釈して、デュオと呼ぶモデルを作ったのは2015年4月のことです。

ツインフィンがレールに向かって角度を付けられているのとは対象的に、デュオはシングルフィンを２本に分割し、なおかつ角度を付けずに配置できるポイントまで広げてセットしています。

その境目となる領域を探り出し、うまく機能するようにフィンを改良しました。

「デュオはシングルフィンとツインフィンの長所をブレンドしていますが、これまで乗ってきたどんなサーフボードとも違う、スムースでディープなドライブを生み出します。」

現在ほとんどのデュオはステージ２となっており、それはこのフィンセッティングの限界を押し上げる最終段階といえます。

ステージ２においては、２本のフィンの間隔を６インチから７インチに広げ、バランスを取るためにテール幅とロッカーをわずかに調整しました。

さらに、フィン形状を内側をフラットにした70/30のフォイルにし、間隔を8インチまで広げましたが、それ以上パフォーマンス性能を向上させることはできませんでした。

そこでステージ２では、レールに近づくにつれ、フィンの高さを低くするようにデザインしています。

デュオ ステージ２は、あらゆるサーフボードデザインの中でも最もスムースなピボットドライブを実現する最新モデルです。シングルフィンよりもホールド感の高さと水切れの良さがあり、２+１セッティングよりもスピードが速いところがデュオの特徴であり、私が気に入っている点です。

フィンの高さは6 3/4インチで、テールから7 1/4インチ、間隔が7インチ、傾きは４°にセットされており、角度は付けていません。

さまざまなシェイプやサイズに対応しますが、カスタムオーダーされることをオススメします。